松本卓也監督に勝手にインタビュー 新作「あっちこっち　じゃあにー」

2023.11.11

松本卓也監督作品「あっちこっち　じゃあにー」ー出会いとオサラバの旅ー

新作映画は、ピン芸人と少女の出会いから始まるロードムービー。絶妙なユーモアで生と死、成長と別れを描く、家族との絆を感じる感動作です。

友人の自主制作映画を観に行ってきました。私が出会ったのは10代の頃で当時は高校生ながら芸人として活動していました。コンビを解散して、自主制作映画の道へ突き進んで行った松本さんにインタビューを行いました。

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映画を撮り始めたきっかけを教えてください。

芸人時代から、お笑いのネタを考える中で生まれた不条理なものだったり、ホラーというか少し怖いようなネタ、お笑いとしては出せないボツネタを映画で表現していました。今でもその作り方は変わらないけど、今はコメディーというか笑いももちろん映画にしています。

今回どうして小さな女の子をヒロインにしようと思ったんですか？

子どもでも一緒に楽しめる映画を作りたいと思いました。小学生の低学年くらいならば分かる題材として生きること、死ぬことをテーマにもしたいと思いました。YouTubeなど小さい時から動画に親しんでいる子どもの姿を見て、子どもと一緒に動画を制作するという物語になりました。

好きな映画監督や影響を受けた映画監督はいますか？

スピルバーグ監督やロバート・ゼメキス監督の作品は好きです。SF映画とかは撮りたいものの一つだし、不思議な感覚というのは自分の作品でも大切にしている部分です。前回制作した「ラフラフダイ」はそういう感じです。

今回の作品では「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督が制作した「シェフー三ツ星フードトラック始めました（邦題）」にも影響を受けました。

今作では松本監督がずっと愛してやまない「ザ・クロマニヨンズ」の楽曲４曲が使われていますね。

ザ・クロマニヨンズはもちろん、THE BLUE HEARTS、↑THE HIGH-LOWS↓とずっと聴き続けてきた人たちに台本や映像を見てもらって本人のOKを貰えたというのはもう信じられないくらい嬉しい気持ちでした。せっかく使わせてもらうならエンディングだけというのではなく、ロードムービーのキーになるところでそれぞれ使わせてもらいたいと思い、４曲もの楽曲を使わせていただくことができました。

映画『#あっちこっちじゃあにー』(105分)

－出会いとオサラバの旅－

❤️‍🔥好評レイトショー中！

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📽️新宿 K’s cinema ▶11/17(金)まで

⏰20:40～ 連日トークイベントあり

詳細⇒ https://cineken.com/2023/10/07/atikoti-shinjuku/

※映画について語る松本監督